今年も残すところわずかになりました。そろそろご自宅や会社内の大掃除も大詰めになってきていることと思います。
このタイミングで、空調設備機器の大掃除についてもお伝えさせていただければと思います。
自分でできるエアコン大掃除の内容と注意点は?
フィルターとダストボックス、外板に付いた埃の除去はご自身で掃除をしていただける場所です。エアコンのフィルターは食器用洗剤などの中性洗剤を使い、両面を手で擦る程度の手洗いをするだけできれいになります。洗浄後は乾いたタオルでフィルターを包むようにして軽く拭き上げたら、そのまま取り付けてしまって問題ありません。
ただし各メーカーによって洗浄方法が異なるので、ご不安な方は掃除を行う前に一度取り扱い説明書をご覧になってから取り掛かるのが良いでしょう。また掃除を行う前に、必ずコンセントが抜けていることを確認してください。エアコンには100〜200Vの電圧がかかっているので、感電防止のためにも稼働停止を確認してから行うようにしてください。
無闇に触らない方が良い箇所は?
エアコン内部の基盤、回転中のファンローター、エアコンフィンには触らないようにしてください。機器本体の故障やケガの原因となりかねません。
また、高圧洗浄機をお持ちのご家庭では室外機の熱交換器の洗浄等を行うこともできますが、洗浄方法や注意点を知らないと機械を壊してしまうことがあります。当社でも、年末はご自身で行う大掃除に起因するトラブルでのご依頼・ご相談が多くなります。不安なときは無理せずプロにご依頼ください。
プロ視点でみる、エアコン洗浄のタイミング
ご自身でエアコンの掃除をしていても、内部には汚れが蓄積しています。エアコンの風音にムラが出てきたら、洗浄時期が近づいているサイン。ムラのある風音は、内部のファンローターに埃が蓄積され正常に風が出ていない時に起こる現象です。
吹き出し口に手をあててみると、不規則な音と同時に風の強さが極端に違うことが分かると思います。この状況になると、音だけでなく冷暖房の性能が弱まってしまっていることが多くなりますので、プロにエアコンの内部洗浄の相談をしてみることをおすすめします。
東亜冷熱では新規人材を積極採用中です
弊社では、経験・未経験を問わず新規人材を積極採用中です。この先、空調設備機器が必要なくなることはまずないと考えられます。そのため空調設備機器に関する技術と知識を有していることは、大きなアドバンテージになるはずです。それに空調設備の知識はプライベートでも役立ちますよ!
弊社の仕事に興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
改めまして、今年も一年間多くの皆様に大変お世話になりました。
古くからお付き合いいただいている皆様並びに新しくご縁を結ばせていただいた皆様、そして東亜冷熱の求人コラムをご覧いただいている皆様に厚く御礼申し上げます。本コラムでは来年も、皆様にとって有益な情報をお届けしていく所存でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは皆様、どうかよいお年をお迎えください。