現代社会においてエアコンはもはや生活の一部。快適な暮らしを続ける上でなくてはならないものです。しかし最近では電気代の高騰に関する話題もずいぶんと多く、少しでも節約したいと考えている方もたくさんいらっしゃることと思います。
空調の占める消費電力は高くなりがちな傾向があるからこそ、今月は「省エネ」についてのお話しをしていこうと思います。
最も簡単に行える省エネ対策は、ご自身による「フィルター清掃」
昨今、電気代の高騰が続いていますね。これはできるだけはやく省エネを意識した対策を講じる必要がありそうです。
まずはお客様側で行える省エネ対策からお伝えしていきます。お客様側でできる省エネ対策として身近なのは、定期的なフィルター確認および清掃です。フィルターが汚れていると室温を整えるのに余分な電力が必要となり、電気代が高くなってしまいます。ぜひフィルターの状態を常に綺麗に保つように意識してみてください。
また、一度適正となった室温を上手にキープすることも省エネに繋がります。室内のこもった空気を入れ替えることはもちろん大切ですが、必要以上の換気や扉の開け閉めを行うと、室温の変化により冷暖房効果が薄れてしまいます。空気環境を保ちやすくするためには清浄機や加湿器(季節によっては除湿機)等の付加機器を設置するのも効果的です。
暗さを気にしない場合、カーテンや雨戸を締めるのも有効です。窓から逃げる熱量が少なくなり、節電につなげることができます。
プロが行う「機器洗浄」も省エネ対策にピッタリ
昨今では省エネ効果の高い空調機器が各社から販売されていますが、買い替えとなると多額の資金が必要となります。「そう簡単に買い替えることはできないけれど、自分でできる省エネ対策よりももう少し突っ込んだ省エネ対策を行いたい」という場合にはプロによる機器洗浄を取り入れてみてください。とくに今夏は高温多湿の長い夏となり、エアコン内部の環境が悪化している事例が多く発生しています。とりわけカビ汚れの発生頻度が上がっており、私たちプロから見ても一昔前の環境とは大きく変化していると感じております。
お客様から「何年に一度機器洗浄をすれば良いでしょうか?」とのお問い合わせをよくいただくのですが、室内環境や運転時間で変わってくるため残念ながら一概には言えないというのが実情です。早ければたった1年でもカビやホコリの蓄積によってエアコン風量に変化が生じ、無駄な電気代がかかってしまうこともあります。
またプロが行う作業として部品交換もございますが、こちらは費用が高額になりますので、機器洗浄の方が費用対効果は高いと思います。
空調のプロ集団への仲間入りをしてみませんか?
弊社では現在、経験・未経験を問わず新規人材を募集しております。空調設備の仕事はご自身やご家族、身近な方の快適な生活にも役立てることができます。社会情勢などの影響を受け、空調や空調機器を取り巻く環境が変化をみせている中で、弊社では私たちが取り組んでいるこの仕事は将来性のある仕事であると考えております。
そして弊社は一般家庭用のものよりも複雑な業務用空調設備機器を主として取り扱っているため、これから先の時代においても選ばれ続ける高い技術を有した職人を目指すことができます。空調設備機器の仕事に興味がある方は、ぜひ弊社までご連絡ください。