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夏の繁忙期を乗り越え、お客様との会話時間を設ける中で気づいたこと

 

中秋の名月も過ぎ、ふとあたりを見回すとすっかり秋めいてきていることに驚く今日この頃、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

風が涼しく湿度も下がり、どこからともなく金木犀の香りが漂ってくるなど、五感で秋を感じ始めている方も多いのではないかと思います。最近では秋を感じられる時期が短くなっていますが、だからこそ全力で“秋らしさ”を感じたいものです。

 

秋といえば、勉学の秋!?

ということで今回は、ちょっとディープな(だけどきっと役に立つ!)エアコンの世界を覗いていってみませんか。

 

 

暑かった2023年の夏。フル稼働後のエアコンの具合は

お客様から「エアコンを24時間連続で稼働させても良いのか」という質問がよく寄せられます。結論から申しますと、エアコンを24時間連続で稼働させても特に問題はありません。しかし、気をつけていただきたいのは、エアコンを稼働させればそのぶん汚れるスピードが早くなるということ。一生懸命仕事をすれば疲れるし汚れる……空調設備も人間と同じです。

特に夏場はドレンパン(エアコンの結露水を溜める受け皿で水漏れを防ぐ役割をもつパーツ)の水が高温多湿になりやすい時期で、これをそのまま放置してしまうと菌が繁殖してスライム化し、水漏れを起こすリスクが高まります。また、結露を放置することでフィルターに付着したカビが増殖することも考えられます。

一般のご家庭にあるような小型の空調機器類も、業務用の大型空調設備機器も、基本的にはセルフでのフィルター清掃を行うことができます。だいたい2週間から1カ月が清掃頻度の目安となります。

室内機ファンの風切音やカビ臭などがあれば内部洗浄も検討する必要が出てきますので、ぜひこの機会に一度確認してみてくださいね。

 

 

寒い冬を迎える前の心がけ

気温的にも湿度的にも過ごしやすい時期なので、つい空調設備機器のことを忘れてしまいがちなのですが、実は“秋のうちに”準備しておくと良いメンテナンスがあります。

弊社では、空調設備機器類をいつでも快適に使用していただけるよう、シーズン前にはお客様に対して“フィルター及びダストボックスの確認のご案内”を必ず行うようにしております。

リスクヘッジはオフシーズンのうちに行っておくのがベター。中間期(春秋)は、夏や冬の時期に比べて使用が減ると思いますので、ぜひこの時期に適切なメンテナンスをしておくことをおすすめします。たとえばエアコンクリーニングなどは閑散期である春秋に依頼するのが好ましいでしょう。夏や冬などは、いわば空調設備機器の繁忙期といえる季節。当然、空調設備のメンテナンスに関わる我々の業界も繁忙期となります。もちろん繁忙期だからといっておざなりな作業をすることはありませんが、どちらかといえば閑散期のほうが作業時間もしっかり取れるため、より丁寧な作業を行うことができます。弊社作業員も、「夏の繁忙期から少し落ち着いてきたため、お客様との会話時間をしっかり作るよう心がけている」とのこと。

寒い冬を快適に過ごすためには、オフシーズンのメンテナンスが肝心なのです。

 

 

空調設備をいつでも快適に使用していただくために

ちなみに弊社では、社員全員が高いスキルを持つことでお客様にも適切なご案内をすることができるようになるという考えから、社員のスキルアップに全力で向き合っています。

当コラムの執筆制作にあたり、ベテラン社員だけでなく比較的若手の社員にもヒアリングを行ったのですが、答えの引き出しの多さに驚かされました。

 

空調設備機器の知識は、仕事だけでなくプライベートでも活用することができるのも良いところ。「使える知識を身につけ、スキルを磨きたい!」という方は、ぜひ弊社の一員になりませんか?

 

皆さまと一緒に働けることを、弊社社員一同楽しみにしています!