エアコン・冷蔵機器・冷凍機器で使用されている冷媒はフロンです。
効率のよい冷媒として、その他にもさまざまな用途に使用されてきたフロンですが、
大気中に排出されるとオゾン層を破壊する恐ろしい一面があります。
・CFC (クロロフルオロカーボン)
・HCFC (ハイドロクロロフルオロカーボン)
フロンのなかでも、特にこのふたつが該当するのですが、
地球温暖化の観点から、CFCは1995年に全廃、
HCFCは2020年に廃止する予定となっています。
この二つをHFC (ハイドロフルオロカーボン)というフロンに
代替する流れがありましたが、
これも京都議定書において削減対象とされたことで、
ストップせざるを得なくなりました。
フロン類は温室効果の極めて高いガスです。
しかし、これに代わるノンフロン機器や代替冷媒の導入には
残念ながらあまり至っていないのが現状です。
従来のフロンの回収率が低迷しているなか、
平成27年4月に施行されたフロン排出抑制法という法律では、
包括的にフロンを回収する仕組みが策定され、現在に至ります。
ひとつでも多くのフロンを安全に廃棄できるように
弊社でもフロン類の回収に
都県の登録を拡大して取り組んでおります。
お問い合わせはこちらから。